年間活動記録 2022年度

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3月24日 卒業式と卒業生・修了生との記念撮影
今年度は大宮ソニックシティで卒業式・修了式が挙行されました。卒業式の前日にあたる3月23日には卒業生と修了生、学科教職員の記念撮影を行いました。卒業生・修了生の皆さんの今後の活躍を期待します。

3月17日 高橋康弘教授の最終講義と退職祝賀会を開催

本学科教授の高橋先生が、最終講義「鉄硫黄クラスター生合成系の理解をめざして」を、埼玉大学シアター教室にて行いました。鉄硫黄クラスターの生合成研究の歴史、初期の発見や奮闘、ブレークスルーとなった出来事、現在までにわかったこと、今後の展望について、90分間、大変熱の入ったご講演となりました。埼玉大では、ポストコロナ時代となって初めての大規模の退職講演会であり、現地とオンラインのハイブリッド開催としましたが、想像以上に多くの卒業生や先生を慕う方々が現地に訪れ、大変に充実した講演会となりました。また、最終講義の後に退職祝賀会も開催され、さらに多くの方が集まった、こちらも素晴らしい会となりました。











3月1日-6日 ドイツ・フライブルク大学の博士課程学生が滞在
フライブルク大学のAnnegret Wilde教授の研究室から、博士課程学生のKim Sebastianさんが分子生物学科に滞在しました。 遺伝子発現制御研究室(日原教授)でクロマチンアフィニティー精製法などの実験手法を学び、研究室メンバーと親睦を深めました。






2月14日-16日 卒業研究発表会と修論発表会を開催
理学部分子生物学科の卒業研究発表会(2月15,16日)と博士前期課程分子生物学コースの修論発表会(2月14日)を開催しました。コロナ禍でオンライン開催が続いていましたが、今年度は大きな教室を利用して感染防止対策を取り、対面で開催することができました。卒業研究または博士前期課程の研究活動の集大成として、パワーポイントで口頭発表し、活発な質疑が行われました。  

11月12日 学部学生が第2回日本ファージセラピー研究集会で学生優秀発表賞を受賞

寺﨑陽香さん(分子微生物学研究室、学部4年生)が、“ファージ尾繊維と大腸菌レセプター分子OmpC の相互作用”と題した発表(口頭)を行い、“学生優秀発表賞”を受賞しました。本賞は、優れた発表を行った学部生、大学院生に授与されます。

10月24日 ドイツ・ウルム大学の交換留学生が滞在
ドイツ南部の街ウルムにあるウルム大学より、交換留学生のJan Gehrkeさんが、2023年3月まで分子生物学科に滞在しました。Gehrkeさんは生物学を専攻しており、植物糖鎖生物学研究室(小竹敬久教授、高橋大輔助教)で学生が行っている実験を見学し、交流を深めました。

10月14日 群馬県立前橋女子高等学校2年生へのオンライン出張講義
2年生の理系40名程度のクラスに2時間分(60分×2)の講義をオンラインで行いました。大学初年度の内容のうち、酵素の構造と触媒反応の仕組みについて、高校生にもわかるように、高校の物理、化学、生物学の内容を織り交ぜて話しました。質疑応答の時間では、講義内容の質問に加え、理系女子の進路や活躍などの現状に関するやりとりも行い、理系の女子高校生の進路選択の助けになったのではないかと思います。

10月12日-14日 BioJapan 2022にて研究展示
パシフィコ横浜で開催されたBioJapan2022に石川准教授が参加し、研究成果を活用した新規バイオ技術の展示およびセミナーを行いました。BioJapanは、国内外の企業や大学等が集い、情報交換や技術交流、研究開発の連携促進を通じて、バイオ産業のオープンイノベーションを加速させることを目的としたアジア最大のバイオビジネスイベントです。石川准教授は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)ブースに「植物内在酵素を利用したヒト型遊離セラミドの新規製造技術」のテーマで出展し、民間企業や研究機関、メディア等、多数の来訪者に研究成果を発信しました。

10月5日 戦略研究センター・グリーンバイオサイエンス研究領域のキックオフシンポジウムを開催
戦略研究センター・グリーンバイオサイエンス研究領域のキックオフシンポジウム「持続可能な社会・環境を支援するグリーンバイオ技術」が開催されました。 分子生物学科からは西山教授と小竹教授が発表しました。

10月1日・8日 高校生向けに連携講座を開催
埼玉大学連携講座として、石川准教授が私立花咲徳栄高校の生徒48名にPCR法の原理および様々な生物の遺伝子判定における活用事例について講義を行いました。また、シアノバクテリアのゲノムDNAを抽出し、株間の遺伝子型の差異をPCR法で区別する実験を行いました(写真)。

9月29日 ドイツで開催された国際シンポジウムで招待講演
ドイツのライプツィヒで開催された シアノバクテリア研究のシンポジウム "The Autotrophy-Heterotrophy Switch in Cyanobacteria" で日原教授がオンラインにて招待講演を行いました。


9月27日-30日 米国・ケンタッキー大の教授が滞在

ケンタッキー大学のLing Yuan先生が埼玉大学を訪問され、分子生物学科の4つの研究室と交流しました。Yuan先生は二次代謝物がご専門で、植物による有用物質生産に関するレクチャーを行ってくださいました。

9月25日 高校生向け実験体験活動を開催
石川准教授が、埼玉県立総合教育センターが主催する『「農業・環境・自然」高校生体験活動』の一環として、県内の高校生を対象とした環境講義および実験体験を開催しました。17名の参加者に対して、自然環境中の微生物が生産するカビ臭物質による水道水汚染の問題について講義し、また実際にカビ臭生産菌を官能試験とPCR法により判定する実験を行いました。



8月27日 女子中学生向けに「WISE-P中学生体験スクール」を実施
大塚准教授が、令和3年度採択の国立研究開発法人科学技術振興機構「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の一環として、女子中学生向けに体験実習を実施しました。5名の参加者に対して、微生物について簡単な講義を行い、大腸菌と黄色ブドウ球菌をグラム染色して顕微鏡で観察しました。





8月23日 埼玉大学オープンキャンパス2022にて分子生物学科を紹介
今年度は3年ぶりに来場型でのオープンキャンパスが開催されました。分子生物学科は、教育学部の大講義室を使って学科長による学科カリキュラムや進路状況の説明を行いました。 これに続いて、高校生の皆さんに興味のある研究室を訪問してもらう「ラボ訪問」も行いました。参加者アンケートでは「ラボ訪問」に好意的な感想が多数寄せられました。ご参加いただきました皆さんに御礼申し上げます。

7月16日 科学者の芽・土曜ジュニアセミナーでの講義
埼玉大学の小中学生向けの科学講座「科学者の芽」の土曜ジュニアセミナーで、小竹敬久教授が身近にあるいろいろな「糖」と題する講義を行いました。大勢の小中学生とその保護者の方々にご参加いただき、細胞壁合成遺伝子を欠損したためにポキポキ折れてしまうイネの変異体や糖の紙模型を使った講義を楽しんでいただきました。今後も講義や実験講座がありますので、興味のある方は下記をご覧ください。
https://www.mirai.saitama-u.ac.jp/r4nendo

6月13日-17日 国際会議 Cell Wall Research Conferenceでの研究発表
植物細胞壁分野の国際会議、Cell Wall Research Conference (CWRC2022)に、高橋大輔助教と小竹敬久教授が参加し、研究発表を行いました。世界中の植物細胞壁研究者が集まる国際会議で、情報収集や共同研究の相談、研究者交流も行いました。写真は高橋助教の講演の様子です。






4月22日 石川寿樹准教授が2022年度長瀬研究振興賞を受賞

石川准教授が、研究課題「植物セラミド不飽和化酵素のユニークな立体選択性の発現機構と生物学的意義の解明」において、2022年度長瀬研究振興賞を受賞しました。この賞は、公益財団法人長瀬科学技術振興財団が、科学技術の振興を図り、社会経済の発展に寄与することを目的として、有機化学及び生化学等の分野における優れた研究開発に対し授与するものです。

4月4日 令和4年度分子生物学科新入生ガイダンスと交流会
分子生物学科は40名の新入生を迎え、新入生ガイダンスと交流会を3年ぶりに対面で実施しました。分子生物学科のカリキュラムや大学の各種制度・システムに関する説明を行い、続いて新入生と学科教員が互いに自己紹介して親睦を深めました。新入生の皆さんにとって楽しく有意義な4年間となることを祈っています。

4月1日 戦略研究センターの発足
分子生物学科の教員が中心メンバーとなる戦略研究センター・グリーンバイオサイエンス研究領域が学内に発足しました。詳細については下記をご覧ください。 
https://park.saitama-u.ac.jp/~greenbio/