年間活動記録 2019年度

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1月 6日-11日 仲本準教授がインド・マドラスへ出張
仲本準教授が、インドのマドラス大学で開催された、藻類・微生物の基礎・応用研究に関する国際会議ISBBBA-2019に招待されて、「シアノバクテリアの分子シャペロンの進化・多様化(Molecular evolution and diversification of cyanobacterial molecular chaperones)」というタイトルで講演を行いました。マドラス大学は、150年以上の歴史をもつインド有数の大学で、イギリス統治時代に建てられた荘厳な校舎がまだ用いられています。会議前日には、この会議を主催したCentre for Advanced Studies in Botanyの前所長Rengasamy教授や現所長Mathivanan教授ら(写真左上)と、会議中は、インドのさまざまな大学の研究者・学生と情報交換し交流を深めました(写真右下)。

12月23日 東京都立井草高校で出張講義を実施
日原教授が「シアノバクテリアの分子生物学 -遺伝子発現のしくみからバイオ燃料生産まで-」という題目で1、2年生対象に60分の講義を2回行い、24名が受講しました。

12月 4日 山形県立米沢興譲館高校のみなさんが来学
米沢興譲館高校の生徒10名と先生が来学され、小竹教授の「お砂糖ではない糖の話」と題した特別講義を聴講しました。また、分子生物学科が入る理学部3号館の館内ツアーにも参加しました。

12月 2日 台湾国立成功大学のみなさんが来学
台湾国立成功大学の蔡先生、葉先生、学生さんが分子生物学科を訪問しました。台湾国立成功大学とは部局間協定を結んでおり、分子生物学科の西田教授、戸澤教授、西山教授、小竹教授の研究室は、共同研究や学生・教員の相互訪問を行っています。

11月20日 埼玉大学グリーンバイオ研究センター設立セミナーにて講演
「植物機能を活かして持続可能な社会を構築するためのバイオテクノロジーを創出すること」を目標に、令和元年7月に埼玉大学グリーンバイオ研究センターが設立されました。本設立セミナーでは、研究センターに所属する多くの分子生物学科の教員が講演を行いました。

11月19-26日 大学院生がASPL2019およびJASSO学生派遣プログラムでオーストラリアのCSIROに滞在
佐藤有季さんと岩崎文也君(博士前期課程、植物分子生理研究室)がASPL2019およびJASSO学生派遣プログラムでオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)に派遣され、研究発表するとともに、CSIRO主催の組換え植物の実用化に関するセミナーに参加しました。

11月 1日 埼玉県立浦和西高校で出張講義を実施
大塚准教授が「細菌とバクテリオファージ」という題目で2年生26名を対象に90分間講義を行いました。

10月 1日 高橋大輔助教と高橋朋子助教が着任
植物糖鎖生物学研究室に高橋大輔助教が、遺伝子発現制御研究室に高橋朋子助教が、それぞれメンバーとして加わりました。大輔助教は植物の低温応答における植物細胞壁成分の働き、朋子助教はヒト細胞へのウイルス感染時のノンコーディングRNAの働きを調べています。若い二人の今後の活躍に期待しましょう! ちなみに、分子生物学科にはこれで4名の「高橋先生」がいることに・・


9月22日 不動岡高等学校生を対象に体験実習を実施
不動岡高等学校の生徒(9名)が参加したSSH体験実習で、高橋康弘教授とTA2名(相羽花菜、中島美香子)が「PCRを用いた遺伝子診断の基礎—アルコール代謝酵素遺伝子の解析—」の実習指導を行いました。


9月18日 大学院生が第92回生化学会大会で、“若手優秀発表賞”を受賞
中村亮裕君(博士後期課程、分子統御研究室)が、“2つの異なるグループに属するシステインデスルフラーゼに対する阻害剤の作用機構の解析”と題した発表(口頭+ポスター)を行い、“若手優秀発表賞”を受賞しました。本章は、優れた発表を行った若手研究者や大学院生に授与されます。


9月 7日 石川助教が第37回日本植物細胞分子生物学会で奨励賞を受賞
石川助教が、京都府立大学で行われた第37回日本植物細胞分子生物学会で奨励賞を受賞し、「植物固有なスフィンゴ脂質機能の解明と代謝改変研究」というタイトルで受賞講演を行いました。


8月19日-23日 藤城助教がドイツに滞在:マールブルクにあるMax Planck Institute for Terrestrial MicrobiologyとブレーメンのMax Planck Institute for Marine Microbiologyで講演
藤城助教がドイツのMax Planck Institute for Terrestrial Microbiologyの嶋盛吾博士のグループと、Max Planck Institute for Marine MicrobiologyのDr. Tristan Wagnerのグループを訪問し、"Molecular mechanism of sulfur mobilization toward Fe-S cluster biosynthesis"という題目で講演を行いました。また、最新の研究成果について、それぞれ意見交換を行いました。


7月 9日 小竹教授が細胞壁の国際会議で研究発表
小竹教授がイギリス・ケンブリッジ大学で開催のCell Wall Meetingで、「Fungal glycoside hydrolases as tools for functional analysis of type II AGs」と題した発表を行いました。

6月23日-28日 仲本準教授がロシアへ出張
仲本準教授が、ロシアのサンクトペテルブルク(St. Petersburg)で開催された光合成・水素エネルギー国際会議(10th International Meeting ‘Photosynthesis and Hydrogen Energy Research for Sustainability – 2019’)に参加して、「Novel molecular chaperones in cyanobacteria: groEL and clpB paralogs」というタイトルで講演を行いました。フィンランドに近いサンクトペテルブルクは白夜の季節でした。この会議には30以上の国から200人を超える参加者が集まったと聞きましたが、日本からも教員や大学院生が多数参加しました。その中には、埼玉大学大学院理工学研究科出身の二人、東京理科大学の内山純爾博士や東京薬科大学の尾崎洋史博士(修士論文の指導教員は仲本教授)もいて(写真)、彼らの活躍を知る良い機会になりました。


4月2日 令和元年度 (平成31年度) 分子生物学科新入生歓迎会
今年度、分子生物学科では43名の新入生を迎えました。4月2日には分子生物学科新入生ガイダンスを行い、それにひき続いて理学部3号館内の実験設備・研究室や研究内容を教員が案内・説明する館内ツアーを行いました。その後、分子生物学科の教職員による新入生歓迎会が開催されました。歓迎会では軽食をとりながら懇話するとともに、新入生や教職員の自己紹介がたっぷりと時間をとって行われ、相互に親睦を深めました。