分子生物学科には、現在七つの研究室があり、様々な研究を行っています。
各研究室に所属するスタッフからのクイズに答えて、その研究内容に触れてみましょう。(クイズの解答を見るには"Answer"をクリックしてください)
遺伝情報研究室 | 生体物質研究室 | 分子統御研究室 | 細胞生化学研究室 | 代謝学研究室 | 環境応答研究室 | 植物分子生理研究室
遺伝情報研究室
(松本幸次 教授・原弘志 准教授・太田にじ 講師・松岡聡 助教)
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バクテリアなんて、単細胞の原始的な生き物で、要するに、DNAやRNAやタンパク質や、そんないろんな物質が、ごちゃごちゃっと細胞膜の袋の中につめこまれているだけじゃないの、と思っているあなた。
枯草菌の細胞を、ある蛍光染色剤で染めて、蛍光顕微鏡で観察してみました。赤く光っているのが、染められた部分です。どうして、こんなふうに染め分けられたのかな?
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大腸菌の培養液を、寒天培地にうすく塗り付けて培養すると、一晩で、増殖した多数の細胞の集まりが目に見えるようになります。特にうすく塗り付けたところでは、もともと1個の細胞から増殖した、まるい塊(コロニー)となります。
さて、寒天培地にある試薬を入れておいて、4種類の大腸菌の突然変異株を培養しました。寒天培地の右上・右下・左上・左下の4分の1ずつに、それぞれ1種類の突然変異株を、2つの扇形に塗り付けてあります。
すると、4種類の菌株のうち2つは、増殖した細胞に青い色がつきました(写真の上半分)。写真の下半分にも、ちゃんと大腸菌は増殖しています(見えるかな?)。でも、大腸菌は、ふつうは色をもっていないので、写真では見えにくい。
実は、この実験は、大腸菌の細胞外環境からのストレスに応答するシステムの働きを調べているのです。あれぇ?、青い色で、そんなことまでわかるのかなぁ?
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生体物質研究室
(円谷陽一 教授・小竹敬久 准教授)
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シロイヌナズナってペンペングサなの?
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プロテオグリカンって一体なにもの?
植物にもあるの?
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分子統御研究室
(高橋康弘 教授・朝井計 准教授)
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金平糖のようなきれいな形をしていて、いくつかの層に分かれています。
これって何の写真?
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細胞生化学研究室
(大西純一 教授・是枝晋 講師)
代謝学研究室
(仲本準 准教授)
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この青色の液は、シアノバクテリアに大量に含まれるあるタンパク質が溶けたものです。
このタンパク質は細胞の中でどんな働きをしていると思いますか?
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環境応答研究室
(西山佳孝 准教授・日原 由香子 准教授)
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この方法で、数千の遺伝子がどう働いているかわかる。
どうやって?
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同じシアノバクテリアでも、育て方を変えると、こんなに色の違いが・・(細胞数は同じ)
細胞の中で何が起きているのでしょう?
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植物分子生理研究室
(西田生郎 教授・藤木友紀 助教)
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脂質(リピド;lipid)についてご存じですか?脂質とはどのような分子でしょうか?
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脂質というとオトナのお腹につく脂肪を思い起こす人は多いと思います。また、揚げ物に使う食用油を連想する人もいるでしょう。お腹に付く脂肪や、食用油は、トリアシルグリセロールという分子で、中性脂質あるいは貯蔵脂質と呼ばれています。動物は余分な栄養やエネルギーを脂質として蓄える性質があります。一方、植物の場合、種子や果肉に油脂をためるのは、余分な栄養をためるというよりは、次世代のために炭素資源を蓄えるという意味があります。
ところで、貯蔵脂質以外にも生体には大事なはたらきをする脂質があります。その一つは、膜脂質です。では、膜脂質とはどのような分子かご存じでしょうか?
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膜脂質とはどのような性質を持つ脂質でしょうか?
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膜脂質は何種類ぐらい知られていますか?最も近い数字を答えなさい。
1.2種類 2.5種類 3.10種類
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「植物性のマーガリンは冷蔵庫から出してすぐパンに塗れる」というユニリバー社のキャッチコピーはTVでご存じかと思います。植物性のマーガリンはなぜこのような性質を示すのでしょうか?
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